12月6日・7日の2日間、
日本鳥獣被害対策協会主催の「鳥害対策 入門者向け技術研修会」に参加しました。

日本鳥獣被害対策協会は、鳥獣被害の防止を目的に、全国の専門技術者が連携し、知識や技術の向上・普及に取り組んでいる一般社団法人です。

正しい知識と技術を学ぶための研修会

本研修会は、鳥害対策について、基本となる知識から実際の施工技術までを学ぶことを目的とした研修です。
これから現場に立つ方はもちろん、改めて基礎を見直したい方にとっても、多くの学びが得られる内容となっています。

　

初日は基礎知識から

初日は、半日を使い座学からスタート。
鳩の生態や被害の特徴、対策を考えるうえでのポイントなど、
現場対応の土台となる内容を改めて確認しました。

なお、座学および剣山の取り付け実習、研修全体のコーディネートは、
当社代表の東田が、日本鳥獣被害対策協会の技術委員長として担当しました。

実践を重視した研修内容

2日間を通して、以下のような実践的な研修が行われました。
・防鳥ネットの正しい施工方法
・高所作業車を使用した、実際の現場を想定した施工実技
・電気ショックシステムの施工実習
・剣山（スパイク）の取り付け実習

どれも、現場ですぐに活かせる内容で、実際の施工をイメージしながら学ぶことができました。

業界の現状について

近年では、十分な知識や技術がないまま施工が行われ、
「ネットがすぐに剥がれてしまう」
「対策をしたのに、すぐ鳩が戻ってきた」
といった声を耳にすることも増えています。

日本鳥獣被害対策協会では、こうした状況を改善するため、研修活動を通じて業界全体の技術向上に取り組んでいます。

ビルメイトの想い

ビルメイトは、
「自己流」ではなく、公共施設や鉄道関連など、高い安全性と耐久性が求められる現場で培われてきた技術を正しく学び、次へつないでいく存在でありたいと考えています。

熊本の一業者としてだけでなく、
全国的に見ても安心して任せていただける施工会社であり続けること。
それが私たちの目標です。

これからも

悪徳業者が目立つ今だからこそ、正しい知識と確かな施工を大切にしながら、
業界全体がより良い方向へ進んでいけるよう努めてまいります。

また、ビルメイトは、日本鳥獣被害対策協会の一員として、
今後も鳥獣被害対策業界の技術向上に貢献してまいります。